結婚式の招待状が届くと、自分の結婚でもないのにやたらとワクワクした20代前半。それが列席回数もそれなりに増えてくると、「何着よう…」これがメイン テーマになりませんか?
ママ やおばあちゃんの着物、もしくは成人式の振袖を仕立て直したり、何かと着られる着物がきっとお家に埋もれているはずです。着付代等だけの出費で、新しい洋 服に大枚をはたくことなく出席できますよ! しかも着物姿は、新郎新婦の親をはじめゲスト受けも抜群!この際だから、今年の秋のブライダルシーズンは着物で結婚式にお呼ばれしちゃいませんか?
着物を着る気持ちが高まったところで、来月からのブライダルシーズンに向けて、この時期にやっておかなければならないことが虫干し。特に箪笥の奥底に眠ったままになっている着物を着る場合は要注意。汚れなどのチェックも兼ねて是非、虫干しをしましょう。
虫干しって何???
虫干しとは、虫やカビを防止するために着物を干して風に当てることです。湿気は着物の大敵! だから箪笥にしまったままの着物や帯は、汚れや変色などのチェックの意味もこめて、最低でも年に1回は虫干しをしましょう。
ちなみにこの虫干しは、何も着物だけに限ったことではありません。着物以外の衣類や本なども虫干しをして湿気を飛ばすといいですよ!
いよいよ虫干しのやり方を次ページで詳しく説明します。
虫干しの時期は年に3回。
梅雨で湿気た着物を乾かす意味がある土用干し。これは梅雨明けのちょうど今がまさに、その時期にあたります。
次は夏についた虫を追い払う意味がある秋の虫干し。1月下旬~2月上旬頃の冬に行なわれるのが寒干しです。
地方によって気象が異なるため目安の月は多少違いますが、虫干しは夏?秋?冬の晴れた日に行ないます。では次は、いよいよ虫干しのやり方です。
虫干しのやり方
晴天が3日~1週間ほど続いた後の晴れた日に行ないます。特に乾燥する冬に晴天が続いたら、虫干しの絶好のチャンスだと思ってください。直射日光が当たらない、風通しの良い所に、着物を一枚ずつ裏返して干します。干す際は着物用のハンガーに掛けましょう。このとき、帯や小物類も一緒に風に当てます。
時間は正午をはさんだ3~4時間程度が目安です。寒干しの場合は、もう少し時間が短くても効果があります。くれぐれも直射日光に当てないように!
着 物を虫干ししている間に、箪笥の引き出しも埃をはらい、風に当てておきましょう。虫干しが終わったら、畳んで畳紙(着物の包み紙)に入れます。畳紙も汚れ や湿気などから着物を守る効果があるので、黄ばんできたり、破れたら買い換えましょうね。防湿剤や乾燥剤、防虫剤なども新しいものに代えて、着物をしまい ましょう。
虫干しって面倒…と思ってしまったズボラなあなたは次ページへ。
超カンタンな虫干しをご紹介!
面倒くさがり屋さんの虫干し
着物をしまっている箪笥を開けっ放しにして、半日ぐらい空気を入れ替えましょう。風が入りにくい部屋なら、エアコンをドライにして、扇風機で風を送ってもよし! これならズボラな人でもできるはず。虫干しほどじゃなくても、やらないよりも効果があります。
ただし、しばらく着ていない着物を着るなら、点検の意味も込めて必ず虫干しをしましょう。ついでにママやおばあちゃんの着物や帯を見せてもらえば、今後の結婚式やパーティで借りられそうなものを見つけられるかも! 下心も十二分にもって虫干しをしましょう。